田植え&あいがも放鳥体験|自然農法でお米を作る門藤農園
2022年6月4日(土)、東広島市福富町で米づくりを行う門藤農園で、市内外の家族連れが参加した田植えとあいがも放鳥の体験型イベントが開催されました!
今回、イベントを主催する門藤農園の門藤さんは、化学肥料や農薬に依存しない自然の環境に合わせた米作りをされています。管理する田んぼの一部は、アイガモによる除草・害虫防除を行いながら、有機質肥料のみで栽培されています。
「安心してお米を食べてほしい」そのような想いを持ちながら、日々お米づくりをされています。
体験イベントの様子
イベント当日は、東広島市内外から6組22人の方々にお集まりいただきました!
門藤さんが自然環境に合わせたお米づくりを始めたきっかけや、あいがもを田んぼに放鳥する理由などを子どもたちに考えてもらいました。
門藤さんが
「なんであいがもを田んぼに放つと思いますか?」と問いかけると、
子どもたちは
「あいがもが雑草や害虫を食べてくれるから」
と模範解答のような答えが返ってきておりました!
あいがもを田んぼに放つと、カラスやキツネ、イタチが襲いに来ることも。あいがもを守るために、田んぼの周りにネットを張ったり、カラスなどを追い払ったり、対策がとても大変だそうです。
自然農法でお米を育てることはとても手間暇がかかりますが、それでも門藤さんは安全・安心なご飯を食べてほしいという想いから、このような農法を取られているのだと感じられるお話でした。
「あいがも」とふれあい体験!
門藤さんが愛くるしい「あいがも」の入っているカゴのフタを開けると、
参加者の皆さまの第一声は「かわいい!」
あいがもの雛たちは「ピィーピィー」鳴きながら、体をギュッと寄せ合わせていました。
1番小さなあいがもは、なんと生後約10日だそうです!
あいがもを包むようにふれあいました。
次はいよいよ田植え体験!
いよいよ田んぼへ移動し、田植えを行います。
まずは門藤さんから田植えの方法についてレクチャーを受けます。参加者の中には田植えが初めての方も多く、皆さん集中して説明を聞いていました。
(取材:今回、NHK・中国新聞に来ていただきました。)
いざ、田んぼの中へ入ります。
最初はヌルっとした田んぼの中へ足を入れることに怖がっているお子さんも。でも最終的には皆さん手慣れた様子で田植えをしていました。
皆さんが一生懸命に植えた稲の成長がとても楽しみです!美味しいお米が実りますように。
田んぼで泥遊びも!
普段入れない田んぼの中で、おたまじゃくしなどの生き物を捕まえるなど自由に遊ぶ時間です!
「大きなミミズ見つけたー!」「オタマジャクシから足が生えてきてる!」など夢中で楽しんでいました。なんと、子どもたちの中には「田植えをもっとしたい!」と田植えを続けるお子さんも!
いよいよ「あいがも」の放鳥!
いよいよあいがもを田んぼへ放鳥します。
親御さんから子どもたちに「頑張ってー!」と声掛けがされるなか、子どもたちはあいがもを大切に抱えます。全員が「ちゃんと田んぼへ入ってくれるかなぁ」と祈りながら、手からあいがもを放すと、
「ピィーピィー」と鳴きながら、田んぼの中に入ってくれました!
田んぼに入ったあいがもは、群れになってのびのびと動きまわりながら、さっそく田に生えた雑草を食べていました。
最後は、参加者全員で記念撮影!
最後には、門藤さん親子を囲んで、参加者全員で記念撮影をしました!
終わってからの感想を聞いてみると、
「あいがもがモフモフしていてかわいかった!」
「田植えやあいがもの放鳥ができて楽しかった!」
「自然にやさしいお米づくりを学べて良かった!」
とさまざまなお声を聞けました。
イベントが終了した後も、参加者の方々が門藤さんと笑顔でお話されている姿がとても印象的でした。
このたびは当イベントに参加してくださった皆さま、誠にありがとうございました!
普段経験することがない貴重な体験ができたのではないかと思います。
◆2022年10月の稲刈り・アイガモ触れあい体験の様子はこちら◆
https://east-hiroshima.info/odekake/odekake/odekake_20221014