"まちの広報部" とは、ディスカバー東広島が運営する、市民による地域情報の発信プロジェクトです。
市内の事業者やスポットに、実際に行ったときの様子やニュースをお届けします。
(情報は取材時のものになります。最新の情報は別途ご確認ください。)

世界に1つだけ!漆で彩ったマイ箸づくり体験【KOUGEI椿】


暖かかったり寒かったりと、くるくる変わる空の下、皆様いかがお過ごしですか?

伝統工芸を体験できる工房で、お箸を作るというので、福富町の「KOUGEI椿」さんへ行ってきました。


こんにちは。

東広島まちの広報部 市民ライターリサです。


季節の草花や生きものを生き生きと描く漆芸家 前坂成哲さんが講師です。


今回は、漆を"五度塗り"した箸をベースに蒔絵の技法を体験します。

・自分のサイズにカットする

・デザインを考える

・デザインに合わせ、マスキングテープを貼る

・漆を塗る

・銀粉をまぶす

・マスキングテープを剥がす


親子で真剣に共同作業。

子どもたちは、

「細かい作業が難しかった。」

「ドットを付けるところが楽しかった。」

と、感想を教えてくれました。


手伝ったお母さんたちも、

「1/2成人式で作るのに良さそう♬」

「取り組みやすい体験は何ですか?」

「マイ箸ですかね。」

と提案や質問も。

もっと作ってみたいと、ものづくりの楽しさを感じられたようです。


出来上がった作品は、先生が最終仕上げをして、後日渡されます。


ところで、漆(うるし)って知っていますか?


制作に入る前に、漆の採り方や扱い方についてお話を聞きました。


縄文時代の遺跡からも、漆を使ったものが出土するくらい長く使われている天然素材です。


用途は二つ。

塗装と接着。


なぜこんなにも長く使われて続けているのか?

工芸品としての美しさが、その価値を高めて今に受け継がれているそうです。

さらに、漆には殺菌作用もあるという研究報告があるとか。


30年かかって大きくなった木から1年で採れる漆の量は、たったの缶コーヒー1本分。

その希少性が、漆器を縁遠いものにしているのかもしれません。


それでも漆器は、つい触れたくなる温かさと、日常生活を彩ってくれる美しさを持っています。

作品写真は、岡山県美術展覧会 岡山市長賞受賞

「蒟醤盆 五月の焔」です。

燃え立つ炎が迫るようです!

本物を見に来てくださいね‼︎


「KOUGEI椿」さんでは、"マイ箸"以外のワークショップメニューや教室も揃ってます。

・金継ぎ

・ガリ版

・篆刻

・漆芸

・木彫


ものづくりに興味のある方は、一度参加してみませんか?


(お問い合わせ先)

KOUGEI椿

営業時間/10:00~17:00(不定休)

TEL/090-9414-8165

HP/https://www.kougei-tsubaki.com/

取材日時:2022/04/02

世界に1つだけ!漆で彩ったマイ箸づくり体験【KOUGEI椿】


暖かかったり寒かったりと、くるくる変わる空の下、皆様いかがお過ごしですか?

伝統工芸を体験できる工房で、お箸を作るというので、福富町の「KOUGEI椿」さんへ行ってきました。


こんにちは。

東広島まちの広報部 市民ライターリサです。


季節の草花や生きものを生き生きと描く漆芸家 前坂成哲さんが講師です。


今回は、漆を"五度塗り"した箸をベースに蒔絵の技法を体験します。

・自分のサイズにカットする

・デザインを考える

・デザインに合わせ、マスキングテープを貼る

・漆を塗る

・銀粉をまぶす

・マスキングテープを剥がす


親子で真剣に共同作業。

子どもたちは、

「細かい作業が難しかった。」

「ドットを付けるところが楽しかった。」

と、感想を教えてくれました。


手伝ったお母さんたちも、

「1/2成人式で作るのに良さそう♬」

「取り組みやすい体験は何ですか?」

「マイ箸ですかね。」

と提案や質問も。

もっと作ってみたいと、ものづくりの楽しさを感じられたようです。


出来上がった作品は、先生が最終仕上げをして、後日渡されます。


ところで、漆(うるし)って知っていますか?


制作に入る前に、漆の採り方や扱い方についてお話を聞きました。


縄文時代の遺跡からも、漆を使ったものが出土するくらい長く使われている天然素材です。


用途は二つ。

塗装と接着。


なぜこんなにも長く使われて続けているのか?

工芸品としての美しさが、その価値を高めて今に受け継がれているそうです。

さらに、漆には殺菌作用もあるという研究報告があるとか。


30年かかって大きくなった木から1年で採れる漆の量は、たったの缶コーヒー1本分。

その希少性が、漆器を縁遠いものにしているのかもしれません。


それでも漆器は、つい触れたくなる温かさと、日常生活を彩ってくれる美しさを持っています。

作品写真は、岡山県美術展覧会 岡山市長賞受賞

「蒟醤盆 五月の焔」です。

燃え立つ炎が迫るようです!

本物を見に来てくださいね‼︎


「KOUGEI椿」さんでは、"マイ箸"以外のワークショップメニューや教室も揃ってます。

・金継ぎ

・ガリ版

・篆刻

・漆芸

・木彫


ものづくりに興味のある方は、一度参加してみませんか?


(お問い合わせ先)

KOUGEI椿

営業時間/10:00~17:00(不定休)

TEL/090-9414-8165

HP/https://www.kougei-tsubaki.com/

取材日時:2022/04/02
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