"まちの広報部" とは、ディスカバー東広島が運営する、市民による地域情報の発信プロジェクトです。
市内の事業者やスポットに、実際に行ったときの様子やニュースをお届けします。
(情報は取材時のものになります。最新の情報は別途ご確認ください。)

カンボジアの味を守っています!カンボジア・ベトナム料理【アプサラス】


東広島まちの広報部学生ライターの向井です。

師走を迎え、日ごとに寒さを感じるようになりました。


今回は、西条中央1丁目のカンボジア・ベトナム料理店「APSARAS(アプサラス)」さんを紹介します。


店主の張富さんにお話しをうかがいました。

店主さんはカンボジアの出身で、34年前に来日し、約23年前に日本に帰化しました。

日本語、クメール語(カンボジア語)の他、ベトナム語、中国語を話すことができます。

お店には、店主さん、店主さんの妹さん、店主さんの父の3人が働いています。

 

店主さんの家族は、カンボジアの首都プノンペンで暮らしていましたが、

当時のカンボジアでは内戦や戦争が続いていて、

1979年に船に乗り川に沿って家族6人でベトナムへと脱出しました。

ベトナムでは難民キャンプなどでの生活を経て、1987年に難民として家族で来日し、

先に日本に来ていた親戚の叔父さんが広島に住んでいたこともあり、同年広島に来ました。

その後、公民館のイベントでカンボジアの料理を提供した際に、美味しいと好評だったことや、

円城寺にいた友人の勧めもあり、1996年に円城寺にお店をオープンし、1999年に現在の地に移転しました。

 

店名のアプサラスとは、インド神話における水の精で、天女として拝まれてきました。

カンボジアに古くから伝わる宮廷舞踊であるアプサラダンスの語源でもあります。


カンボジア料理は、米が主食で、魚醤、塩、砂糖、味の素などの調味料で味付けします。

タイ料理ほど辛くなく、ベトナム料理ほど香草を使用しないため、

辛さやパクチーが苦手な方にもおすすめです。

 

店主さんにうかがったおすすめ料理をいただきましたので紹介します。

「MIXIEM(ミーシェム) カンボジア ビーフン炒め」

厚揚げ、エビ、もやし、ニラ、豚肉、ビーフン、自家製スパイスが入っていて、少しピリ辛です。

 

「GOI CUON(ゴイ クオン) 生春巻」

エビ、ニラ、レタス、そうめんが入っていて、ナンプラーをベースにしたタレにつけて食べます。

タレは自家製で、タレの酸味と旨みが生春巻きにマッチしています。

 

最後に店主さんに、お店を営んでいてうれしいことは何ですかとうかがうと、

「いろいろな人と出会えて勉強になったことがうれしいです」とのことでした。

店主さんによると、カンボジア人は外食の機会が非常に多いそうで、

日本の方にももっと頻繁にお店に来てほしいとのことです。

 

ぜひ皆さんもカンボジアの家庭の味が楽しめる「APSARAS(アプサラス)」さんに、足を運んでみてください。 


―――店舗情報


APSARAS(アプサラス)、カンボジア・ベトナム料理

【住所】東広島市西条中央1-8-31   

    JR西条駅南口から徒歩約20分、ケーキ屋さん「ケーキの森 ノエル」そば

【電話番号】082-421-3276

【営業時間】11:00-14:00, 17:00-21:00

      定休日:月曜日(祝日の月曜日も休み)

【駐車場】有4台

【支払い方法】現金のみ

【新型コロナ対策】換気、アルコール消毒、マスク着用、テイクアウト可能

取材日時:2021/11/21

カンボジアの味を守っています!カンボジア・ベトナム料理【アプサラス】


東広島まちの広報部学生ライターの向井です。

師走を迎え、日ごとに寒さを感じるようになりました。


今回は、西条中央1丁目のカンボジア・ベトナム料理店「APSARAS(アプサラス)」さんを紹介します。


店主の張富さんにお話しをうかがいました。

店主さんはカンボジアの出身で、34年前に来日し、約23年前に日本に帰化しました。

日本語、クメール語(カンボジア語)の他、ベトナム語、中国語を話すことができます。

お店には、店主さん、店主さんの妹さん、店主さんの父の3人が働いています。

 

店主さんの家族は、カンボジアの首都プノンペンで暮らしていましたが、

当時のカンボジアでは内戦や戦争が続いていて、

1979年に船に乗り川に沿って家族6人でベトナムへと脱出しました。

ベトナムでは難民キャンプなどでの生活を経て、1987年に難民として家族で来日し、

先に日本に来ていた親戚の叔父さんが広島に住んでいたこともあり、同年広島に来ました。

その後、公民館のイベントでカンボジアの料理を提供した際に、美味しいと好評だったことや、

円城寺にいた友人の勧めもあり、1996年に円城寺にお店をオープンし、1999年に現在の地に移転しました。

 

店名のアプサラスとは、インド神話における水の精で、天女として拝まれてきました。

カンボジアに古くから伝わる宮廷舞踊であるアプサラダンスの語源でもあります。


カンボジア料理は、米が主食で、魚醤、塩、砂糖、味の素などの調味料で味付けします。

タイ料理ほど辛くなく、ベトナム料理ほど香草を使用しないため、

辛さやパクチーが苦手な方にもおすすめです。

 

店主さんにうかがったおすすめ料理をいただきましたので紹介します。

「MIXIEM(ミーシェム) カンボジア ビーフン炒め」

厚揚げ、エビ、もやし、ニラ、豚肉、ビーフン、自家製スパイスが入っていて、少しピリ辛です。

 

「GOI CUON(ゴイ クオン) 生春巻」

エビ、ニラ、レタス、そうめんが入っていて、ナンプラーをベースにしたタレにつけて食べます。

タレは自家製で、タレの酸味と旨みが生春巻きにマッチしています。

 

最後に店主さんに、お店を営んでいてうれしいことは何ですかとうかがうと、

「いろいろな人と出会えて勉強になったことがうれしいです」とのことでした。

店主さんによると、カンボジア人は外食の機会が非常に多いそうで、

日本の方にももっと頻繁にお店に来てほしいとのことです。

 

ぜひ皆さんもカンボジアの家庭の味が楽しめる「APSARAS(アプサラス)」さんに、足を運んでみてください。 


―――店舗情報


APSARAS(アプサラス)、カンボジア・ベトナム料理

【住所】東広島市西条中央1-8-31   

    JR西条駅南口から徒歩約20分、ケーキ屋さん「ケーキの森 ノエル」そば

【電話番号】082-421-3276

【営業時間】11:00-14:00, 17:00-21:00

      定休日:月曜日(祝日の月曜日も休み)

【駐車場】有4台

【支払い方法】現金のみ

【新型コロナ対策】換気、アルコール消毒、マスク着用、テイクアウト可能

取材日時:2021/11/21
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