「布花」(ぬのはな)をご存じですか?
布花とは、一枚の白布を断裁・手染めし、専用のコテを使って創り上げた花のこと。
布でできているとは思えないはつらつとした生命感、
咲き誇る一瞬の美しさが伝わってきます。
布花は1960年に始まったとされ、創始者・山上氏の思いを継いだ弟子たちが全国で活躍しています。
東広島市で唯一の布花教室「千里・ちさと」を主宰する、
布花創家・手染め布花作家の相川千里さんは、創始者の孫弟子。
「創始者や師匠が大切にしている布花への思いを、私も大切に引き継いでいきたい」と、
西条にある教室や八本松東のアトリエで生徒に指導するほか、デイケアでの布花講師、
デパート・大手商業施設での布花展示、作品販売、オーダー品作製などを行っています。
アトリエで偶然布花を見たとき、あまりの出来栄えに生花と勘違いしてしまった市民ライターの門田が、相川さんに話を聞きました。
布花と出会い、創作活動をしながら
「布花の素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらいたい」とずっと考えていたという相川さん。
師匠や経験豊富な人たちが高齢になり、技術の継承はもちろんのこと、
布花の認知度アップも大切なことと思うようになったそう。
そこで、今年1月に一念発起。
「まずは布花をみんなに見てもらい、素晴らしさ、美しさに触れてほしい」と、
念願の布花展示会を計画しました。観覧無料です。
会期 11月23日~28日 9:00~17:00
場所 東広島市立美術館 2階アートギャラリー
問い合わせ 080-4267-0231(手染め創作布花・千里)
会場を埋め尽くすのは、9県・41人が創り出したレンギョウです。
レンギョウの花言葉は「希望」。
相川さんは、「希望に満ち溢れた黄金のベルのようなレンギョウを、美術館の一室に咲かせます。
教室の生徒さん、ワークショップ参加者、デイケアの利用者さん、着物仲間の皆さん、お友達、全41人それぞれが、
心を込めて生み出したレンギョウで、布花の魅力を伝えたい」と話します。
41人の賛同者の経験は、指導者から初心者まで幅がありますが、布花の経験やクオリティではなく、
みんなで心を一つにすること、それぞれの個性を大切にすることにこだわりました。
経験だけでなく、年齢、職業、居住地も異なる41人だからできる、
素晴らしいレンギョウの布花の世界が見られることでしょう。
着物が好きな相川さんは、会期中ずっと着物姿で皆さまをお出迎え。
古いたんすなどを配置して、会場を「和」でディスプレイすることにこだわります。
布花の世界観、引き継ぐべき和の文化も存分に肌に感じることができそうです。
ぜひ布花展へ足を運んで、その魅力に触れてください。
「布花」(ぬのはな)をご存じですか?
布花とは、一枚の白布を断裁・手染めし、専用のコテを使って創り上げた花のこと。
布でできているとは思えないはつらつとした生命感、
咲き誇る一瞬の美しさが伝わってきます。
布花は1960年に始まったとされ、創始者・山上氏の思いを継いだ弟子たちが全国で活躍しています。
東広島市で唯一の布花教室「千里・ちさと」を主宰する、
布花創家・手染め布花作家の相川千里さんは、創始者の孫弟子。
「創始者や師匠が大切にしている布花への思いを、私も大切に引き継いでいきたい」と、
西条にある教室や八本松東のアトリエで生徒に指導するほか、デイケアでの布花講師、
デパート・大手商業施設での布花展示、作品販売、オーダー品作製などを行っています。
アトリエで偶然布花を見たとき、あまりの出来栄えに生花と勘違いしてしまった市民ライターの門田が、相川さんに話を聞きました。
布花と出会い、創作活動をしながら
「布花の素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらいたい」とずっと考えていたという相川さん。
師匠や経験豊富な人たちが高齢になり、技術の継承はもちろんのこと、
布花の認知度アップも大切なことと思うようになったそう。
そこで、今年1月に一念発起。
「まずは布花をみんなに見てもらい、素晴らしさ、美しさに触れてほしい」と、
念願の布花展示会を計画しました。観覧無料です。
会期 11月23日~28日 9:00~17:00
場所 東広島市立美術館 2階アートギャラリー
問い合わせ 080-4267-0231(手染め創作布花・千里)
会場を埋め尽くすのは、9県・41人が創り出したレンギョウです。
レンギョウの花言葉は「希望」。
相川さんは、「希望に満ち溢れた黄金のベルのようなレンギョウを、美術館の一室に咲かせます。
教室の生徒さん、ワークショップ参加者、デイケアの利用者さん、着物仲間の皆さん、お友達、全41人それぞれが、
心を込めて生み出したレンギョウで、布花の魅力を伝えたい」と話します。
41人の賛同者の経験は、指導者から初心者まで幅がありますが、布花の経験やクオリティではなく、
みんなで心を一つにすること、それぞれの個性を大切にすることにこだわりました。
経験だけでなく、年齢、職業、居住地も異なる41人だからできる、
素晴らしいレンギョウの布花の世界が見られることでしょう。
着物が好きな相川さんは、会期中ずっと着物姿で皆さまをお出迎え。
古いたんすなどを配置して、会場を「和」でディスプレイすることにこだわります。
布花の世界観、引き継ぐべき和の文化も存分に肌に感じることができそうです。
ぜひ布花展へ足を運んで、その魅力に触れてください。