「おおごとなんよ!広島のお酒と酒米」と書かれた真っ赤なポスター。
どこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
飲食店で酒類の提供が制限される日々が続く中、
お酒を製造する蔵元も、大きな打撃を受けていると聞きます。
東広島市内にある10の酒蔵も例外では無いと聞き、
今の状況を正しく知りたいと西条酒造協会の理事長 石井英太郎さんに
市民ライターの山名がお話を伺いました。
2020年4月~5月にかけて「緊急事態宣言」が発出されたのは、記憶に新しいと思います。
このとき昨年対比の売上が6割まで落ち込んだ酒蔵もあったのだとか。
あれから1年半が過ぎましたが、お酒を取り巻く環境が改善したとは言い難い状況が続いています。
お酒が売れない。
これは酒蔵だけの問題ではなく、酒米を育てる農家さんも苦しめています。
新米がとれる秋。
酒蔵では今年の酒造りの準備が始まります。
しかし、酒蔵は前年の12月に翌年の仕込みに必要な酒米の購入量を決め、農家に伝えているのだとか。
需要が落ち込んだ2020年の酒造りでは、
それ以前に注文している酒米を持てあます酒蔵が多数ありました。
お酒が売れない→タンクが空かず仕込みができない→大量の酒米が余る。
という悪い循環に陥ったのです。
2021年の酒造り用の米の発注が落ち込んだこと、
長雨による田んぼの被害などもあり2021年秋の収穫量は約4割減るとも言われています。
お酒が売れない→お酒が造れない→酒米を注文しない→農家は生産量を減らす。
これが続くと、酒米作りを諦める農家も出てきてしまいます。
そうなるとお酒の需要が戻っても
酒米がなくて酒造りができないなんて未来もあるかもしれません。
そんな負の連鎖が広がれば、
酒造りや、日本酒にまつわる文化が消えてしまう可能性もあるのです。
10月になり、日本酒がますますおいしくなる季節がやってきました。
酒まつり月間も始まっています。
酒まつりは例年とは違い、開催期間を1カ月間延長しまちを盛り上げています。
また、31日までは「東広島SAKE DE KANPAI!!キャンペーン」も開催しています。
このキャンペーンは、市内酒造会社の運営するECサイト等で、2000円以上お酒を購入すると
送料が無料になる、市内の対象となる店舗で2000円以上購入すると500円オフになるというもの。
こういったキャンペーンも利用して、
いつもと違うお酒を家で飲んだり、贈り物にするのもいいですね。
酒蔵があるまちを大切にしたいから、皆で応援していきませんか。
「おおごとなんよ!広島のお酒と酒米」と書かれた真っ赤なポスター。
どこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
飲食店で酒類の提供が制限される日々が続く中、
お酒を製造する蔵元も、大きな打撃を受けていると聞きます。
東広島市内にある10の酒蔵も例外では無いと聞き、
今の状況を正しく知りたいと西条酒造協会の理事長 石井英太郎さんに
市民ライターの山名がお話を伺いました。
2020年4月~5月にかけて「緊急事態宣言」が発出されたのは、記憶に新しいと思います。
このとき昨年対比の売上が6割まで落ち込んだ酒蔵もあったのだとか。
あれから1年半が過ぎましたが、お酒を取り巻く環境が改善したとは言い難い状況が続いています。
お酒が売れない。
これは酒蔵だけの問題ではなく、酒米を育てる農家さんも苦しめています。
新米がとれる秋。
酒蔵では今年の酒造りの準備が始まります。
しかし、酒蔵は前年の12月に翌年の仕込みに必要な酒米の購入量を決め、農家に伝えているのだとか。
需要が落ち込んだ2020年の酒造りでは、
それ以前に注文している酒米を持てあます酒蔵が多数ありました。
お酒が売れない→タンクが空かず仕込みができない→大量の酒米が余る。
という悪い循環に陥ったのです。
2021年の酒造り用の米の発注が落ち込んだこと、
長雨による田んぼの被害などもあり2021年秋の収穫量は約4割減るとも言われています。
お酒が売れない→お酒が造れない→酒米を注文しない→農家は生産量を減らす。
これが続くと、酒米作りを諦める農家も出てきてしまいます。
そうなるとお酒の需要が戻っても
酒米がなくて酒造りができないなんて未来もあるかもしれません。
そんな負の連鎖が広がれば、
酒造りや、日本酒にまつわる文化が消えてしまう可能性もあるのです。
10月になり、日本酒がますますおいしくなる季節がやってきました。
酒まつり月間も始まっています。
酒まつりは例年とは違い、開催期間を1カ月間延長しまちを盛り上げています。
また、31日までは「東広島SAKE DE KANPAI!!キャンペーン」も開催しています。
このキャンペーンは、市内酒造会社の運営するECサイト等で、2000円以上お酒を購入すると
送料が無料になる、市内の対象となる店舗で2000円以上購入すると500円オフになるというもの。
こういったキャンペーンも利用して、
いつもと違うお酒を家で飲んだり、贈り物にするのもいいですね。
酒蔵があるまちを大切にしたいから、皆で応援していきませんか。