西洋楽器のユーフォニアムと、日本舞踊のコラボ？

10月2日、東広島芸術文化ホールくららにて、
Euphonium Concert Ⅸ〜CD「月明かりに聴く7つの物語」制作記念〜　が開催されます。

月にちなんだ7作品を収録した初のCD「月明かりに聴く7つの物語」制作記念。

コンサートでは、ユーフォニアムとピアノ、そして「日本舞踊」とのコラボもあるのだそうです。

ユーフォニアムと、なぜ日本舞踊？？

さっそく市民ライターの門田がリサーチしてきましたー！

コンサート主催者は、東広島市在住のユーフォニアム奏者、本庄直子さん。

東広島市を拠点に演奏活動や音楽指導を続け、第9回日本クラシック音楽コンクール管・打楽器部門第3位入賞、

第3回チェンマイ・ヒナステラ国際音楽祭＆コンクール特別賞受賞などの実績があります。

「温かで穏やかな豊かな音色。人の心に届く音色」とユーフォニアムの魅力を話す本庄さん。

今回のコンサートでも、ピアノに合わせて素晴らしい演奏を披露してくれます。

そんな本庄さんと日本舞踊との出会いは、官民一体の動物福祉啓発イベント「保護犬猫を迎えよう」（ワンハート制作委員会主催）がきっかけ。

年に2回開催されるこのイベントで、オープニングの演奏を引き受けている本庄さんは、

イベントのメインスタッフで東広島市在住の吉岡亜貴さんと知り合います。

のちに、吉岡さんが日本舞踊の師範名取「山村寿美優」であることを知り、初めてイベントで舞を見たときのことは忘れられないそう。

「日本舞踊を初めて見て、『この方は凄い方なんじゃないだろうか！』と心が震えて涙が溢れてきた事を今でも鮮明に覚えています」

そう思った本庄さんは、吉岡さんに、初のCD制作記念コンサートでのコラボを依頼。

吉岡さんが快諾し、実現することとなりました。

７歳で山村流に入門し、20歳で師範名取となった吉岡さんは、今回のコラボについて

「美しい音色、情景を思い浮かべ、曲の雰囲気に合わせて振り付けました」と話してくれました。

「楽器と舞、表現する世界は違っていても、通ずるものがあり、根本は同じ」

動物福祉にボランティアで参加するという共通点を持つ二人の、西洋楽器と和の世界が織りなす、とっておきのコンサートとなることでしょう。

今後の活躍にも期待しましょう。

Euphonium Concert Ⅸ

〜CD「月明かりに聴く7つの物語」制作記念〜

会場　東広島芸術文化ホールくらら　サロンホール

日時　2021年10月2日（土）

開場14:30 開演15:00 終演16:00

入場料　一般2000円　大学生以下1000円

※当日券の販売はありません。

※CDの販売もありません。

問合せ先

本庄直子050-7114-0281

kimamanieuphdou@gmail.com

＊残席僅かです。