"まちの広報部" とは、ディスカバー東広島が運営する、市民による地域情報の発信プロジェクトです。
市内の事業者やスポットに、実際に行ったときの様子やニュースをお届けします。
(情報は取材時のものになります。最新の情報は別途ご確認ください。)

水力発電の可能性を知って欲しい!【イームル工業】

まちの広報部ライター、風雅池田です!!


今回は、昨年12月に取材させていただいたイームル工業さんの記事です!


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今回は、八本松にある中小水力発電プラントの専業メーカー、イームル工業株式会社にお邪魔して、

お話を聞かせていただきました!


1947年の創業から「地域のために」そして「社会のために」を第一にされている、ステキな企業さんでした。

昨年10月にはTSS「そ~だったのかンパニー」でも紹介されました!

今回は企画部企画総務グループ グループリーダの岩崎純一さんにお話を伺いました。


従業員114名と、決して大きくない企業ながらも、開発・設計・製造から据付工事、

さらにはメンテナンスまでオールインワンで対応されています。

数十年と長期にわたり活躍するという水力発電の設備。安心のバックアップです。

水力発電所を設置する場所の条件(水の量、落差、取水方法など)はさまざまで、

状況に適合した装置でなければうまく発電はできません。

イームル工業さんは70年以上の経験と技術で、お客さんのどんな要望にも柔軟に対応できる技術があるとのこと。

主な取引先は、電力会社、県企業局、JAなど。お客さんに寄り添って一緒に歩んでいるのがお話からも伝わってきました。


そんなほっこりする企業(岩崎さんは「牧歌的」とおっしゃっていました!

まさにそんな雰囲気の暖かい企業だなあと感じました。

ではありますが、製品は一級品!

小水力発電の水車において重要になるのが、「ランナ」と呼ばれる羽根車のようなもの。

発電効率がこの設計で大きく左右されるんだとか。

「この効率を上げるため、開発者や技術担当は日夜必死に解析・分析をし、努力しているんです!」と岩崎さん。


その熱意を形にするのが「水力試験室」(最後の写真)。

かなり大掛かりな装置で、この規模の企業でこの水力試験室があるのは、西日本ではおそらくここだけだそうです!!すごい!!


 創業者の織田史郎さんが、戦後まもなく「疲弊した農山村地域に活力を取り戻したい」

との思いから始まったイームル工業さんの事業。

時代は変わり、目的が変わっても「社会のために」という創業者の熱い思いは今も脈々と受け継がれています。


現在日本の電力供給のうち、約75%は火力発電で賄われています。

「水力発電の可能性をもっと知ってほしい」と岩崎さん。

持続可能な地球のために、私たちの意識が問われています。

まずは知ることからはじめませんか。


イームル工業株式会社

【住所】広島県東広島市八本松町原 10852-1

【電話番号】(082)429-2100


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特に日本という土地では、小水力発電にたくさんの可能性があるのかもしれない、と心躍らせながら書きました!

創業者の方の志も素晴らしいですが、それを常に胸に抱き、つないでいる今の方々もステキです!!

取材日時:2020/12/03

水力発電の可能性を知って欲しい!【イームル工業】

まちの広報部ライター、風雅池田です!!


今回は、昨年12月に取材させていただいたイームル工業さんの記事です!


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今回は、八本松にある中小水力発電プラントの専業メーカー、イームル工業株式会社にお邪魔して、

お話を聞かせていただきました!


1947年の創業から「地域のために」そして「社会のために」を第一にされている、ステキな企業さんでした。

昨年10月にはTSS「そ~だったのかンパニー」でも紹介されました!

今回は企画部企画総務グループ グループリーダの岩崎純一さんにお話を伺いました。


従業員114名と、決して大きくない企業ながらも、開発・設計・製造から据付工事、

さらにはメンテナンスまでオールインワンで対応されています。

数十年と長期にわたり活躍するという水力発電の設備。安心のバックアップです。

水力発電所を設置する場所の条件(水の量、落差、取水方法など)はさまざまで、

状況に適合した装置でなければうまく発電はできません。

イームル工業さんは70年以上の経験と技術で、お客さんのどんな要望にも柔軟に対応できる技術があるとのこと。

主な取引先は、電力会社、県企業局、JAなど。お客さんに寄り添って一緒に歩んでいるのがお話からも伝わってきました。


そんなほっこりする企業(岩崎さんは「牧歌的」とおっしゃっていました!

まさにそんな雰囲気の暖かい企業だなあと感じました。

ではありますが、製品は一級品!

小水力発電の水車において重要になるのが、「ランナ」と呼ばれる羽根車のようなもの。

発電効率がこの設計で大きく左右されるんだとか。

「この効率を上げるため、開発者や技術担当は日夜必死に解析・分析をし、努力しているんです!」と岩崎さん。


その熱意を形にするのが「水力試験室」(最後の写真)。

かなり大掛かりな装置で、この規模の企業でこの水力試験室があるのは、西日本ではおそらくここだけだそうです!!すごい!!


 創業者の織田史郎さんが、戦後まもなく「疲弊した農山村地域に活力を取り戻したい」

との思いから始まったイームル工業さんの事業。

時代は変わり、目的が変わっても「社会のために」という創業者の熱い思いは今も脈々と受け継がれています。


現在日本の電力供給のうち、約75%は火力発電で賄われています。

「水力発電の可能性をもっと知ってほしい」と岩崎さん。

持続可能な地球のために、私たちの意識が問われています。

まずは知ることからはじめませんか。


イームル工業株式会社

【住所】広島県東広島市八本松町原 10852-1

【電話番号】(082)429-2100


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特に日本という土地では、小水力発電にたくさんの可能性があるのかもしれない、と心躍らせながら書きました!

創業者の方の志も素晴らしいですが、それを常に胸に抱き、つないでいる今の方々もステキです!!

取材日時:2020/12/03
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