広島県最大級の三ツ城古墳|古代を感じる映えフォトを撮ろう!
体験レポート

広島県最大級の三ツ城古墳|古代を感じる映えフォトを撮ろう!

2023/11/15 16:00

三ツ城古墳とは、広島県東広島市西条町にある広島県最大級の大きさを誇る前方後円墳などの古墳群で、国の史跡に指定されています。

今から1500年以上前の5世紀前半に造られたとされる古墳で、平成初期には当時を思わせる姿に復元。現在は三ツ城公園としてたくさんの人たちに親しまれるスポットになっています。




今回の記事では、ボランティアガイドの徳永さんから三ツ城古墳の歴史や魅力を教えていただきながら、ディスカバー東広島のスタッフが散策してきましたので、皆さまに三ツ城古墳の魅力や楽しみ方をご紹介していきます!


 

三ツ城古墳とは?

三ツ城古墳は、前方後円墳や円墳といった3基の古墳から構成されています。

その中でも一番大きな古墳が、第1号古墳(前方後円墳)です。今から1500年以上前の5世紀に造られたとされ、全長92mの大きさは県内最大級!




そもそも古墳とは?

3世紀から7世紀にかけて造られた墳墓(土を盛ったお墓)のことです。大王や貴族、地方豪族など、当時の権力者たちのお墓として競うように造られたとされています。

そんな古墳は全国に16万基あると言われていますが、その中で、鍵穴の形をした前方後円墳は約5,000基ほど。三ツ城古墳にもそのうち1基があります。

三ツ城古墳の大きさや収められていた埋葬品から、安芸の国を支配した豪族のお墓とも言われています。

江戸時代は城跡だと思われていたそうですが、昭和時代に古墳であることが発見され、平成初期に復元作業を開始。公園として整備されたそうです。


 


三ツ城古墳の楽しみ方4選

広島県最大級の古墳で映えるフォトを撮影♪

三ツ城古墳の再現性は日本一とも言われています。

古墳は木々が生い茂った山のようになっていることもありますが、三ツ城古墳では古墳が造られた当時の、本来の姿を見ることができます。

古墳の周りにある階段や坂を上がると、まるで古代にタイムスリップしたような感覚を体感できます!




さまざまな場所から写真をパシャパシャと撮影。

古代を感じさせるような写真を撮影して楽しむこともできるスポットです!




 


ぜひお気に入りのアングルを見つけて、思い出の写真を撮ってみてはいかがでしょうか!


古墳を取り囲む1800本のはにわ!

三ツ城古墳を取り囲むはにわは、10種類以上で1800本!



はにわは、盛り土の崩れ防止や死者の魂をしずめるため、また俗界と聖界を分けるために設置されたとも言われています。

時をも支配するとされる「鶏型はにわ」、権力や武力の象徴である「馬型はにわ」など、権威の象徴でありながらも、どこか愛らしいはにわたち。ぜひお気に入りのはにわを探してみてください!




 

手を打てば古代に響くロマンの音!?

前方後円墳(第1号古墳)と円墳(第2号古墳)の間にある階段。



ここで手をたたくと・・・


パンという音とは別に、変わった響きがします。どんな音が聞こえるかは、実際に三ツ城古墳へ行って試してみてください!

※私の耳では「キュッ」みたいな音が聞こえました。




ちなみに前方後円墳(第1号古墳)側にある円墳(2号古墳)の階段を3段くらい降りた場所が、良く音の聞こえるポイントですよ。


古墳を見ながら楽しめる「古墳ランチ」と「はにわ焼き」

見逃せないのは三ツ城古墳のすぐそばにある「はにわCafè」



古墳を眺めながらゆったりしたランチやカフェタイムを過ごせます。

古墳形のプレートで出てくる東広島名物のコメカラランチや見た目がキュートなはにわ焼き。古代に思いを馳せながら食べてほしい一品です!


 


なお、お店はイベント出店等により土日祝は定休日となっております。

詳しくは東広島おでかけナビ内の「はにわCafè」ページをご覧ください。

https://east-hiroshima.info/gourmet/shop/haniwa-cafe

三ツ城古墳をより楽しむためのオススメ情報

ボランティアガイド

「発掘調査で埋葬場所が見つかった時、そこは真っ赤だった!」など、まだまだ逸話がある三ツ城古墳。

三ツ城古墳のことをもっと詳しく知りたい人は「ボランティアガイド」を頼むのがオススメです!地元のガイドさんが、古墳の成り立ちや発掘時の様子などのお話を聴きながら案内していただけますよ。


 

ボランティアガイド概要

予約1週間前までに要予約
ガイド派遣料1組1,000円(5名まで)
※6名~20名で2,000円
申込方法以下のリンク先より申込方法をご確認ください。
https://hh-kanko.ne.jp/volunteerguide/

三ツ城古墳ガイダンスコーナー

三ツ城古墳から歩いて2分のところにある中央図書館内には、三ツ城古墳のことを学べる「三ツ城古墳ガイダンスコーナー」があります。


 


古墳づくりの様子が分かるミニチュアや、実際に発掘されたはにわや、棺から出てきた埋葬品を見ることができるので、三ツ城古墳のことをもっと知りたい方にオススメです。

三ツ城古墳のリーフレット

2023年12月に完成した三ツ城古墳のリーフレットは、JR西条駅内にある東広島市観光案内所をはじめ、東広島市立中央図書館内の三ツ城古墳ガイダンスコーナーなどで配布予定です。

【表面】



【裏面】


三ツ城古墳のアクセス

お車でお越しの方

三ツ城古墳のすぐ側には無料で停められる駐車場が完備されています。

国道2号線の西条バイパスからすぐ側、山陽自動車道「西条IC」から車で約15分です。



公共交通機関でお越しの方

JR西条駅から三ツ城古墳までは、西条市街地循環バス「のんバス」が便利です。

JR西条駅から青ルート(内回り)の便に乗車すれば、約8分で「三ツ城古墳前」に到着します。



のんバスの詳細情報は、東広島市公式HP「西条市街地循環バス「のんバス」」をご覧ください。

https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/chiikishinko/1/1_1/21617.html

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