豊かな自然が残る東広島市河内町にて、毎年夏に行われるイベント「リバーサイドフェスティバル」をご紹介します。
リバーサイドフェスティバルのイベント内容
2022年のリバーサイドフェスティバルは、7月31日(日)に河内市民グラウンドにて開催されました。
例年、7月の最終週あるいは8月の1週目の日曜日に行われています。
「鮎のつかみ取り」や「川遊び」といった体験から、「鮎の塩焼き」や「鮎めし」といったグルメも楽しめるイベントになっています。
自然豊かな山に囲まれる椋梨川で「鮎のつかみ取り」
リバーサイドフェスティバルでは例年、鮎のつかみ取り体験をお楽しみいただけます!
鮎のつかみ取りへの参加はオンラインでの予約が必要となり、午前2回・午後2回、合計4回に分けて実施されました。
各回の定員はそれぞれ200人程度となりますが、例年大盛況のためイベント直前だと満枠となってしまうため、ご予約はお早めがオススメです!
鮎のつかみ取りは整備された浅瀬の川で行われるため、小さなお子さんも保護者の方の同伴で楽しく参加することができます。
いよいよ制限時間20分「鮎のつかみ取り」がスタート!
元気な歓声を上げながら子供たちが水に入り鮎を追いかけ始めます。
そしていつの間にか子供よりも真剣な顔つきで鮎を鷲づかもうとする大人達の姿もちらほら。。。笑
10時半からの第1回目のつかみ取りは、鮎たちも疲れ知らずで元気に泳ぎ周り、参加者の手をするりと避けて泳いでいきます。
そんな中でもイベント常連さんと思われる方々は何やら周りとは違う動きを。
鮎を追いかけるのではなく足を広げて水の中に座り、足の中に迷い込んできた鮎をGET!
鮎つかみ場の地形を利用して点在する岩場で待ち構え、巧みに捕まえる姿も。。。常連さんおそるべし!
小さなお子さんと参加される場合は、鮎たちが少し疲れてきて捕まえやすくなる午後の部への参加がおススメです!
自分で捕まえた鮎は炭火で塩焼きに!
鮎を焼くための塩や串は会場で準備されていて、準備方法も丁寧に看板で案内されています。
「鮎の体を少しうねらせて串を刺すと焼く時に身がくるくる回るのが防げるよ!」っとスタッフの方が教えてくれました。案内とアドバイスのおかげで初めてでも良い感じで焼きあがりました。
会場には「鮎めし」などの出店や縁日が10店ほど出店
鮎のつかみ取り体験や川遊びを楽しんだ後は「鮎めし」や「焼きそば」といった料理などを購入でき、飲食可能なテーブルもたくさん設置されています。
また、ステージでは風船アートなどの出し物も行われており、それぞれにあった楽しみ方で満喫できます!
リバーサイドフェスティバルの名物「鮎めし」
「鮎めし」と「鮎の入ったおにぎり」はすぐに完売してしまいますが、運良く購入することができました。ほろほろになった鮎の身と野菜が入った炊き込みご飯は絶品でした!
約10年ぶりに復活した「鮎めし」について、ニュース内の記事でご紹介しています!
↓↓ そちらの記事もぜひご覧ください ↓↓
地域に愛された味が約10年ぶりに復活!鮎めし@リバーサイドフェスティバル
鮎のつかみ取り会場の横には、川遊びができるスペースもあり!
子ども連れのファミリーの姿も多くみられ、それぞれのスタイルで川遊びを楽しんでいました。暑い夏に透き通った川で楽しめる点もリバーサイドフェスティバルの醍醐味です!
例年大盛況のリバーサイドフェスティバルですが、実は2018年の西日本豪雨で河内町は大きな被害を受け、イベントの存続自体も危ぶまれる状態でした。それでも地域の賑わいを絶やないため、災害を乗り越えて子供達や参加者の方々が楽しめるイベントを河内の自治協議会さん等が主催されています。
ただ楽しいだけじゃなく、地域の思いもこもった「リバーサイドフェスティバル」にぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
リバーサイドフェスティバルの詳細情報
※記載内容は取材時点の情報であるため変更が生じている場合があります。最新の情報は「you愛 sun こうち」の公式ウェブサイトなどでご確認をお願いします。
各種料金(2022年開催時点)
入場協賛金 | 200円/人(小学生以上) |
駐車協賛金 | 500円/台 |
鮎のつかみ取り | 1,000円/人(小学生以上) |
※未就学児の参加の場合は、必ず付添者も同行し、安全管理をお願いします。
持ち物
■必須品
帽子、サンダルやマリンシューズ、タオル
■あると便利な物
日焼け止め、水着、浮き輪、着替え
会場へのアクセス
■JR河内駅から徒歩約8分
■山陽道河内インターあるいは本郷インターから車で15分
100台以上停められる駐車場もあるので車での参加ももちろんOK!
注意事項
■持ち込みにより発生したゴミ類は各自で処理となります
■河川敷等で焚き火等の火気使用は禁止となります