"まちの広報部" とは、ディスカバー東広島が運営する、市民による地域情報の発信プロジェクトです。
市内の事業者やスポットに、実際に行ったときの様子やニュースをお届けします。
(情報は取材時のものになります。最新の情報は別途ご確認ください。)

家族介護教室 避難体験VR『土砂災害』を体験し、高齢者の避難について考えよう!


こんにちは。

平成30年7月豪雨における土砂災害の爪痕は、今でも目にすることがあります。


東広島市消防局と広島大学が共同研究し、土砂災害の被災者の声をもとに、家の中で被災する体験を映像化し、

VR(Virtual Reality)仮想現実のシステムを作りました。

 

ケアハウスみずほが開催した4回目の家族介護教室。

高齢者避難を学ぶ今回は、東広島消防署西分署の方を講師に招いて、

11月10日(水)10:00〜11:30、参加者16名で行われました。

東広島まちの広報部市民ライターのリサがレポートします。

 

何とこの朝、講師に来るはずだった消防士さんの緊急出動がありました。

いつなんどきに、何が起こるかわからないという事実を目の当たりにしました。

 

現場終了後、到着した消防士さんが参加者に聞きました。

「この中で、避難をしたことのある人はいますか?」

手を挙げたのは一人でした。

消防士さんは、言います。

「異常事態に直面した時、正常性バイアスが働き、物事の判断ができなくなります。」

 

そして、近年の異常気象による災害の様子を伝え、

今までの経験値を基準にするのではなく、早目の避難が命を守りますと話されました。

 

それを体感するための、VRシステム。希望者を募ると2名の方が手を上げました。

VRゴーグルを装着された方は

「まだ大丈夫と思っていたら、あっという間に土砂が来て驚いた。

2階に避難する時、靴を持って行動する事が参考になった。」と

リアルなVR体験を語ってくれました。

 

VRゴーグルを装着しない参加者は、正面の映像を見て体験を共有します。

「小学生の時、水害を経験しているので、水の怖さを今また思い知らされた気がします。」

「子ども達にもこの話をして早めに行動を取るように伝えます。」

「避難用の持ち出し袋を日頃から用意する事。履物を用意しておく事。」

といった声が聞かれました。

 

消防士さんが来るまでの待ち時間は、

"マムシさんと学ぶ住まいの防災塾"というDVDを鑑賞しました。

こちらも、「大変参考になった。」というご意見がありました。

 

ケアハウスみずほでは、東広島市の委託を受け、介護方法や介護予防、

介護者の健康づくり等についての知識、技能を修得するための教室を開催しています。

もう終わってしまいましたが、今年度のメニューは、こちら。

第1回 「高齢者の食事について」「配食弁当の紹介」

第2回 「お笑い健康体操・表情筋体操」

第3回 「感染症にかかった時の排泄ケア」「排泄に関する福祉用具の紹介」

現場の声から、必要だと思われる学びを考えられているそうです。


今回の講座にも、手の空いたスタッフの方が数人、聴講に来られていました。

 

来年度の予定は、まだ決まっていないようですが、次にどんな学びの講座がくるのか楽しみですね。


また、避難体験VR「土砂災害」は、消防局3階の防災センターにて消防訓練の一環として体験することができます。

VRゴーグルの装着体験は13歳以上ということです。

13歳未満の方も今回の教室のように、避難体験の映像を見ることができます。

詳細のお問い合わせは、消防署庶務予防係へどうぞ。


〈問い合わせ先〉

●東広島志和地域高齢者相談センター みずほ

【住所】東広島市志和町志和東810番地1

【電話番号】082-433-5721

【URL】http://www.mizuho-shiwa.jp/



 〈避難体験VRの問い合わせ先〉

●東広島消防局 東広島消防署

【住所】東広島市西条町助実1173番地1

【電話番号】 082-422-6567

取材日時:2021/11/10

家族介護教室 避難体験VR『土砂災害』を体験し、高齢者の避難について考えよう!


こんにちは。

平成30年7月豪雨における土砂災害の爪痕は、今でも目にすることがあります。


東広島市消防局と広島大学が共同研究し、土砂災害の被災者の声をもとに、家の中で被災する体験を映像化し、

VR(Virtual Reality)仮想現実のシステムを作りました。

 

ケアハウスみずほが開催した4回目の家族介護教室。

高齢者避難を学ぶ今回は、東広島消防署西分署の方を講師に招いて、

11月10日(水)10:00〜11:30、参加者16名で行われました。

東広島まちの広報部市民ライターのリサがレポートします。

 

何とこの朝、講師に来るはずだった消防士さんの緊急出動がありました。

いつなんどきに、何が起こるかわからないという事実を目の当たりにしました。

 

現場終了後、到着した消防士さんが参加者に聞きました。

「この中で、避難をしたことのある人はいますか?」

手を挙げたのは一人でした。

消防士さんは、言います。

「異常事態に直面した時、正常性バイアスが働き、物事の判断ができなくなります。」

 

そして、近年の異常気象による災害の様子を伝え、

今までの経験値を基準にするのではなく、早目の避難が命を守りますと話されました。

 

それを体感するための、VRシステム。希望者を募ると2名の方が手を上げました。

VRゴーグルを装着された方は

「まだ大丈夫と思っていたら、あっという間に土砂が来て驚いた。

2階に避難する時、靴を持って行動する事が参考になった。」と

リアルなVR体験を語ってくれました。

 

VRゴーグルを装着しない参加者は、正面の映像を見て体験を共有します。

「小学生の時、水害を経験しているので、水の怖さを今また思い知らされた気がします。」

「子ども達にもこの話をして早めに行動を取るように伝えます。」

「避難用の持ち出し袋を日頃から用意する事。履物を用意しておく事。」

といった声が聞かれました。

 

消防士さんが来るまでの待ち時間は、

"マムシさんと学ぶ住まいの防災塾"というDVDを鑑賞しました。

こちらも、「大変参考になった。」というご意見がありました。

 

ケアハウスみずほでは、東広島市の委託を受け、介護方法や介護予防、

介護者の健康づくり等についての知識、技能を修得するための教室を開催しています。

もう終わってしまいましたが、今年度のメニューは、こちら。

第1回 「高齢者の食事について」「配食弁当の紹介」

第2回 「お笑い健康体操・表情筋体操」

第3回 「感染症にかかった時の排泄ケア」「排泄に関する福祉用具の紹介」

現場の声から、必要だと思われる学びを考えられているそうです。


今回の講座にも、手の空いたスタッフの方が数人、聴講に来られていました。

 

来年度の予定は、まだ決まっていないようですが、次にどんな学びの講座がくるのか楽しみですね。


また、避難体験VR「土砂災害」は、消防局3階の防災センターにて消防訓練の一環として体験することができます。

VRゴーグルの装着体験は13歳以上ということです。

13歳未満の方も今回の教室のように、避難体験の映像を見ることができます。

詳細のお問い合わせは、消防署庶務予防係へどうぞ。


〈問い合わせ先〉

●東広島志和地域高齢者相談センター みずほ

【住所】東広島市志和町志和東810番地1

【電話番号】082-433-5721

【URL】http://www.mizuho-shiwa.jp/



 〈避難体験VRの問い合わせ先〉

●東広島消防局 東広島消防署

【住所】東広島市西条町助実1173番地1

【電話番号】 082-422-6567

取材日時:2021/11/10
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